古家の保護活動

1月下旬
県から電話

古家に猫さんが住み着いて、困っている相談がありました。

祖母の住んでいた古家を取り壊そうと下見に行ったら、猫が数匹住み着いている、
どうにか助けたいが猫の活動をされているNPOを紹介して欲しい
と、SOSを受けました。

そこで、BONにゃんさんの事が浮かび、
依頼人に連絡先を教えてもいいでしょうか?


NPO法人の設立受理されてすぐの事でした。


このような依頼には、どこまでお答えできるかちょっと不安もあり、
迷ったのですが、
一応、ご連絡を待つことに

すぐに、携帯が鳴り、
「祖母が住んでいた家を取り壊すことになり、下見に行ったら、
猫さんが数匹住み着いています。
お母さん猫と仔猫です。
助けて下さいませんか?
BONにゃんさんの活動を知って感動しております。」

お話させて頂くと、県外にお住まいの方で
数日しか滞在できないので、とても急いでいらっしゃるご様子

誠意ある方のようでしたので、詳しくお話をお聞きすることにしました。

現場の住所をお聞きして、
依頼主さんと待ち合わせて、様子を見に

夜、現場に行くと、

古家の裏の空き地に4匹ほどの猫さんがいました。

警戒して姿を隠しますが、お腹はすいているようで
依頼主さんが持ってきたフードに興味津々

依頼主さんが持ってきたのは、美味しいウエットの餌と、生クリーム???
ちょっとびっくりです。

お話をお聞きすると、
依頼主さんは、関東地区にお住まいで、
家猫さんが2匹

TNRされた外猫さんのお世話もされている方

地域猫活動の厳しい現状にはご理解があるようです。

しかし、現実問題をして、
全ての猫を保護した場合のリスクを考えると、難しい問題が山積み

先ず、保護猫の預かり場所
依頼主さんは、県外在住で預かりはできない

里親さんが見つからなかった時のリスクも。。。

大変難しい問題になった。

しかし、依頼主さんの熱い思いはあり、
支援金は用意するというニュアンス

その日はそれで別れる。

長町に相談すると、
「丸投げの依頼は、申し訳ないけど引き受けるのは難しい、
最低のルールとして、依頼主には里親さんが見つかるまでは、保護猫を頂かってもらえるのでなければ」

折しも、長町は、
首にワイヤーが絡まった猫さんの捕獲に奮闘中
毎日、遠方への出動中

その他にも、とある琴電駅周辺の劣悪な環境に住んでいる猫たちの問題を抱えていました。
(虐待もあったという)

依頼主さんからは、代表者である長町とのコンタクトを切望されていたが
長町はその時、超過密スケジュール
私も仕事を持つ身
自由になる時間は少なく、増してや平日はちょっと無理

ゆっくりお話しする時間は取れない事を伝えると

依頼主さんは、高松に居られる時間に限りがあるため
ちょっと焦りがあり、
少し意見の行き違いも生じました。

ボランティアは、一生懸命活動はするが
お金で動く業者ではないと説明する

「BONにゃんはボランティアの集まり、資金も自腹です」

びっくりされていました。
NPO法人って、県から援助が出るのかと思ってたと。

避妊・去勢手術も、依頼人さんのお住まいの首都圏では、
猫避妊手術5千円からと、特定のボランティア団体に安くなる病院等あるらしい

ここ香川県の現状をお話すると、驚く

急な依頼と、依頼主さんの滞在時間の問題
私たちが仕事をしながらのボランティア活動

そして
依頼主さんも、しっかり意見があり
私たちも意見があり、
とっても難しいケースになったが

お互い、猫さんの命を大切に思う気持ちは同じと分かり

依頼主さんに資金の援助をお願いし
私達に出来る事は出来るだけの事をさせていただくので
信頼して見守って欲しいとお願いする。

長町は、2、3件の現場を掛け持ちし
私が捕獲猫を預かることで
スタートした

依頼があった週に
子猫2匹、メス猫1匹捕獲
メス猫避妊

ここまでは順調に作戦が成功したのだが

その後

大雪に見舞われ、
猫さんの姿を見なくなった。

毎日
雪の日も、雨の日も

夜10時頃、餌やりに現場に通うが、猫さんを見掛けない

ただ、餌だけは無くなっていたので、それだけを頼りに頑張る

それと並行して、ほぼ可能な限り、捕獲を試みる

捕獲を難しくしている一因に、
雪の影響と

隣ビルが、建設会社で、消費税前の駆け込み受注か会社が遅くまで
出入りがあり、常にざわざわしていた。

現場は、繁華街、
夜は、周辺の飲食店の裏口に位置するため、賄の出入り、
調理の匂いで捕獲の誘き寄せの餌の匂いが消される。

結果一か月がかりの現場となってしまった。

その間に、
私は、体調を崩してダウン、
長町さんも、多忙な超過密スケジュールで、体調不良

でも、
この発情期を
春の出産ラッシュをなんとか阻止しなくてはっ!
と、可能な限りの時間を頑張り

3匹のメス猫の避妊手術
2匹のオス猫の去勢手術
3匹の仔猫の保護・(里親さんが見つかりました)
その他、2匹の猫が捕獲器に入り

計10匹の猫さんを捕獲しました。

仔猫3匹は、最低限馴らし、里親さんにお任せする形になりましたが
とっても、素敵な里親さんの元へ行きました。

1歳未満の、
メス猫2匹(残念ですが、メス猫1匹は、AIDSの陽性反応)
オス猫1匹

3匹を保護預かりしております。

家猫が5匹いる家に
入れ替わり立ち代わりの保護猫さんのお預かり
ピーク時は9匹
只今、8匹の大所帯

人馴れさせる為に、手で餌を食べさせ
嫌がる猫さんをナデナデ

最初に保護したメス猫は
威嚇が凄く、3週間トイレに籠城した

寒い日が続いたので、ベッドを入れるが
毎日、ベッドに排泄

その取り替えも、最初は、皮手袋に火箸で取り出し

本当にこのままでいいのだろうか、、、
焦る日々でだった。


でもね、
ある日、
そんな威嚇猫さんが、
本当に突然に、
恐る恐る出した手に
なんと、顎をスリスリ

狂ったように、甘えて来たのです。

心を開いて、顎を摺り寄せ、ゴロゴロ喉を鳴らし、
スリスリごろごろしてくれる瞬間、
あの瞬間は、感動

涙が溢れた
この子は今までどんな境遇にいたのか、
そして、この健気な愛らしい姿を見て
このこの愛情を全て受け入れてくれる
優しい里親さんを見つけなくてわっ!!!

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